なかなかにビミョーな雰囲気のシューター。『Bank Run』!
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ヒャッハー!KarzZombieだぜ。
最近では3Dによる表"現技術も向上した。
3Dっつったって、アバター的な飛び出す3Dじゃなくて、ポリゴンを使った3DCGってことだ。
昔はカクカクして折り紙やダンボールのようにしか見えなかった3DCG。
だが今や実写とみまごうようなクオリティだ。
ところで、ゲームがまだ3DCGを使えなかったころ。
実写的な表"現を目指して、実写取込みという技術があった。
読んで字のごとく、実写画像を取り込んで、2D画像として使うわけだ。
当然アニメーションはコマ撮りアニメーションになるので、実写でもアニメーションでもない、独特の奇妙な雰囲気があった。
実写取込み技術を使用した主なゲームには「モータルコンバット」だとか「ストリートファイター・ザ・ムービー」だとか、「ワンチャイコネクション」だとかそこそこあるぜ。…どれも微妙な出来だと思うがな…。
さて、今日はそんな、実写取込み技術を使用したシューターを紹介するぜ。
『Bank Run』!
『Bank Run』はシューティングゲームだ。
横スクロールステージと3Dガンシューティングステージとを持っている。
合間に挟まるストーリー紹介用ムービーは実写で、なかなか雰囲気を出している。
主人公はジェイソン・ステイサムを思わせる方で、何やら電話でラッセルクロウを太らせたような方と会話してたりするぜ。
まあ英語なんで何言っているかわからねえがな!
操作はかなりシンプルだ。
横スクロールステージでは、画面左側に配置された左右ボタンで左右への移動を行う。
画面右側に配置されたアクションボタンで、リロードや攻撃を行う。
攻撃は、残弾アリの状態で敵が遠距離にいれば銃撃。
敵が近距離にいたり、残弾ナシの状態であれば自動的に銃底で殴打するぜ。
3Dガンシューティングステージでは、スライドして身を乗り出し、左側の指で画面をスライドして照準移動。
タップして銃撃だ。
ゲームとしては非常にシンプルといえる。
とりわけ横スクロールステージでは、敵が左右から出るからそっちに方向合わせて撃って…という繰り返して、単調に感じられた。
下手にムービーが豪華な分、アンバランスに感じるぜ。
そして、ゲームがシンプルでやや単調なだけに、余計に実写取込みによる主人公や敵が、ビミョーに感じる。
いっそシリアスな方向にいかず、ネタ方向で突っ走った方がよかったんじゃないかと思うぜ。
ちょっとビミョーなできだ。
基本情報
タイトル
Bank Run
デベロッパー
SilkTricky