恐怖のペンギンに見つからぬようコインを集めろ!鬼ごっこ系アクション「ダニー:ホラーゲーム」

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バイオハザード/2」で追跡者ネメシスが追いかけられる恐怖をプレイヤーにまざまざと見せつけて以来、「青鬼」「Dead by Daylight」などなど、追いかけまわされる怖さをメインとするホラーゲームは1ジャンルを築いている。

そんな中にまた一作、新たな追いかけまわされる怖さを描いた作品が加わる。

今回紹介する「ダニー : ホラーゲーム/」だ。

ココがWuah!「ダニー : ホラーゲーム」の怖さは、追いかけてくるペンギンが近いところ

「ダニー : ホラーゲーム」は、追いかけてくるペンギンをかわしながら、館から脱出する事を目指すアクションゲーム。

ペンギンというと、なんとなく可愛らしいイメージを持つかもしれないが、とんでもない

外観は「Five Nights at Freddy's」シリーズのアニマトロニクスのようで、可愛らしさのかけらもない

それが大きな音と共に出現するので、まあビビる。

しかも本作、館が狭いときてる!

狭いので、ペンギンが今どの辺にいるのか大体分かる。近くにいる実感があるのだ。

これが怖い

敵の場所がいれば怖さが減るように感じるが、実際には、「今あそこにいる…急がないと!」という感じで焦燥感をかき立てられるのだ。

さらに、ペンギンが近づいてくる間隔を読み間違えていると、「今はまだこないだろ…」的なタイミングでペンギンに見舞われてしまう。これが悲鳴ものの怖さを持っている。

本作、ゲームの目的設定もなかなかうまい。

コインを40枚集めることが目的で、そのコインはマップ内に散らばっている。

マップ内を満遍なく回らないと全コインが手に入らないので、ペンギンの動きを読みつつ、マップをぐるりと回らなければならない。

ペンギンの動きを読みながら行動しなければならない局面にどうしたって出くわすので、緊張感のあるシチュエーションを避けては通れないのだ。

パッドで移動、タッチでアクション

操作はバーチャルパッド。

バーチャルパッドを使って移動、タッチをすぐことで、タッチした場所のオブジェクトに応じたアクションを行える。

たとえばロッカーであれば、中に入ってペンギンの目をそらすことができる。

また、プレイヤーの持っているライトにはバッテリーが設定されており、バッテリーがゼロになると視界が暗くなってしまう。

そんな時は、マップ内にあるバッテリーチャージャーまで行ってタップしなければならないのだ。

コイン以外にもマップをくまなく移動せざるを得ない仕組みが盛り込まれており、なかなかニクイ…!

鬼ごっこ系のゲームが好きなら、プレイする価値のある作品だぞ。

基本情報

タイトル


ダニー : ホラーゲーム

デベロッパー

TARTGAMES

配信会社

TARTGAMES


対応ハード

Android

価格

【ダニー:ホラーゲーム】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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ゲームレビュー

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