雰囲気はいいが、ちとおもしろみがどっちつかずな印象?『Doodle Arcade Shooter』。無料。

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ヒャッハー!KarzZombieだ。

シューティングゲームといえば、一般的にはもう過去の、終わってしまったゲームジャンルという認識がある。

だが、iPhoneアプリでは次々新作が出てて、わりと活性度を保っているジャンルといえる。

シューティングファンには嬉しい限りだ。

さて、そんな今日紹介するのは、『Doodle Arcade Shooter』!

「Doodle Arcade Shooter」

『Doodle Arcade Shooter』は縦スクロールシューターだ。

鉛筆でラフスケッチしたような、独特のグラフィックがなんともいい雰囲気を出しているぜ。

「Doodle Arcade Shooter」

ゲームの操作は、画面をスライドして、自機を操作するタイプ。

ショットはオートだ。

「Doodle Arcade Shooter」

ゲームシステムは、総じて非常に古風といえる。

自機の当たり判定はそれなりに少なく、パワーアップは一応ある。

敵がかなり硬めのバランス。

画面上の敵を全滅させるのは苦労するバランスだ。

したがって爽快感は少ない。

弾は弾幕シューティングほどには出ない。

1942時代のシューティングを遊んでいるような感覚だ。

「Doodle Arcade Shooter」

ぶっちゃけ、レトロなシューターを楽しませることをコンセプトにするのであれば、もっと8ビットテイストのグラフィックがよかったように思う。

逆に、ラフスケッチテイストの絵を生かすのであればまた違ったゲームシステムがあるだろうし、堅い敵を全滅させるだとか、パワーアップだとか、何かしらフィーチャーできる要素はあったように思う。

ようするに、おもしろみがちょっと希薄なのだ。

無料なのであまり強くはいえないが、ちょっと惜しいな、と感じてしまうゲームだぜ。

基本情報

タイトル

Doodle Arcade Shooter

デベロッパー

Tower Studios

【STG】【無料】【1942】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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