値段は高いが買って損なし!iPhoneがあれば携帯ゲーム機は十"分と思わせる移植レベル!!『Final Fantasy III』!
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ヒャッハー!KarzZombieだぜ。
RPGはあまり紹介しないKEEP CAHOSだが、この一作は別だ。
iPhoneゲームの歴史を変えると言っても過言ではないだろう。
30代以上のゲーマーなら音楽を聴いただけで涙する名作RPG。
『Final Fantasy III』!
ファイナルファンタジーと言えば、…って言わずともわかる国民的RPGシリーズだ。
最近の作品では賛否両論否定も多く目立つが、依然として高いセールスを記録するRPG。
『Final Fantasy III』は、そんなRPGの第三作。
元のハードはファミコンだ。
このKarzZombieも、発売日にお小遣いを握り締め、当時代々木にあったスクウェアショップ(今はもうなくなってしまったが)まで買いに走ったぜ。
だがこの『Final Fantasy III』は、ファミコン版『Final Fantasy III』を移植したものではねえ。
3DでリニューアルされたDS版『Final Fantasy III』を移植したものだ!
『Final Fantasy III』の特徴は、ジョブチェンジシステムだ。
ファミコン発売当初、ジョブチェンジシステムといえば、「ドラクエ」シリーズや「ウィザードリィ」シリーズのように、転職をすればレベルが1に下がるというものが大半。
転職のメリットも大きいがリスクも大きいため、気軽に転職できるというRPGはなかった。
そこを『Final Fantasy III』のジョブチェンジシステムは、転職をしてもレベルが下がらない。
シナリオ上の局面に応じて転職をし、敵を倒していくという方向性を打ち出した。
当時このシステムはとても画期的だった。
リアルタイムにプレイしていた人だったら、記憶に焼き付いているだろう。
DS版は、キャラや背景に至るまですべて3Dで描き起こしており、シナリオにも手が加えられている。
ファミコン版『Final Fantasy III』では、主人公4人はまったくの無個性。
名前すらないキャラクターだったが、そこに名前や性格設定、生い立ちまで加えられ、シナリオにも修正が加えられている。
これを良しととるか悪しととるかは人それぞれだが、今の時代に即したリニューアルということで、俺は好意的に受け止めた。
iPhone版では、当然のようにDS版と操作方法が異なるのだが、とてもうまくまとめられ、ストレスを感じない作りになっている。
フィールドマップから街への移動、フィールドマップやダンジョンから戦闘への移行についても非常にスムーズ。
ストレスを感じることはない。
唯一ストレスを感じるとすれば、既存のiPhoneアプリと比較してお高いそのお値段ズバリ1800円!
だが、これについても、DSのソフトが、グッドな出来栄えで移植されていることを鑑みれば、むしろお得感ある値段設定ではないだろうか。
そう、iPhoneは、DSの携帯ゲームから移植したとしても、十"分にそのポテンシャルを発揮できる。
「ゴーストトリック」に引き続きそれを証明し、また必ずや定着させるだろうという意味で、この『Final Fantasy III』は重要なゲームといえる。
ズバリ、この金額で買って全く損はないアプリだ。
基本情報
タイトル
Final Fantasy III
デベロッパー
SQUARE ENIX Co., LTD.