不気味な儀式を行う背徳感が楽しめる脱出ゲーム「ForgottenHill Mementoes」
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シリーズものって大体三作で一区切りされて、四作目はこれまでと全然違う方向に舵を切るか、原点回帰って傾向が強いような気がする。
全然違う方向に舵を切った例で言えば、「バイオハザード/4」が挙げられる。
そして原点回帰でいえば、今回紹介する「Forgotten Hill Mementoes」だ。
ココがWuah!「Forgotten Hill Mementoes」の魅力は不気味な儀式を行う背徳感
「Forgotten Hill Mementoes」は、脱出ゲーム/シリーズ「Forgotten Hill」の一作品で、「Forgotten Hill: Surgery」に続く第四作だ。
「Forgotten Hill: Surgery」は悪夢のように異様な病院を舞台とした作品だったが、本作の舞台は館。
ただ、一軒の館が舞台になっているわけではなく、複数の館が舞台になっている。
ひとつの館をクリアしたら次の館へ…というステージクリア方式のような形だ。
各館で行うことは、錬金術とも魔術つもつかない不気味な儀式。
この儀式を行うという点や館が舞台という点において本作は、第一作目である「Forgotten Hill: Fall」に近い。つまり原点回帰だ。
一作目から続けてプレイすると、「Forgotten Hillに帰ってきたぜ!」という懐かしさすら感じてしまう。
ただ、一作目ではプレイヤーが魔術を行っている館を訪れた第三者の立場だったのに対し、本作は自ら魔術の儀式を執り行う立場。
一作目と裏と表の関係に当たるような作品だ。
オーソドックスなシステムをベースに演出面が強化!
本作のゲームシステムは他のシリーズとまったく変わらない。
非常にオーソドックスな脱出ゲームだ。
画面をタップして探索を行い、謎の手がかりやアイテムを入手。
それらを使って謎を解き、ゲームを進めていく。
ただ、基本的な部分は同じでも、ボリューム面ではパワーアップしている。
何せ複数の館が舞台になるので、純粋にパズルの数が多い。
パズルの数においては、最新作である「Forgotten Hill Tales: Little Cabin in the Woods」より多いように思う。
また、アニメーションや演出面も強化が図られている。
中でも馬の首を斬り落とす演出はショッキング。
このシーンがあるから、本作の儀式に悪魔的な背徳感が宿っているんだと思うぜ。
基本情報
タイトル
Forgotten Hill Mementoes
デベロッパー
FM Studio
配信会社
FM Studio
対応ハード
PC/iOS/Android
価格
Steam
205円
iOS
無料