単調さが残念な、バイオレンスゲーム。Kroll!

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ヒャッハー!KarzZombieだ。

ロックンロールの魂は、ドラムが刻む。

どんなにイカしたリフが流れていても、ドラムのリズムが単調じゃあ味気ない。

そんな残念なロックのようなゲームがKrollだ。

──と、ここまで書いておいてアレだが、最近アップデートされ、刀龍 - Legend of Kroll -というゲームになったようなので、再度ダウンロードしてレビューします!!

以降は、以前のバージョンというコトでひとつよろしく!!

「Kroll」

Krollは、横スクロール型のベルトアクションだ。

ファイナルファイトのようなゲームと言ってイイ。

「Kroll」

操作は、画面左右に表"示された移動ボタンと、攻撃ボタンをタップすることで行う。

右の移動ボタンをタップすれば右に移動。

左の移動ボタンをタップすれば左に移動。

右の攻撃ボタンをタップすれば右を攻撃。

左の攻撃ボタンをタップすれば右を攻撃。

おっと、同じように単調な文が書いてあるから、すんなり読んじまっったか?

最後の文章は間違いだ。

左の攻撃ボタンをタップすると、当然、左を攻撃だ。

そして、攻撃には弱と強があり、それぞれ隙の多さと攻撃力が異なっている。

「Kroll」

Krollが単調なのは、ひとつにスクロールが左右にしかないという点に原因がある。

ファイナルファイトのようなベルトアクションは、左右及び前後の奥行きに移動できる。

これによって、一度に複数の敵から攻撃されたり、攻撃したり、敵の後に回り込んだり、回り込まれたりといった状況が生まれる。

これがゲームのリズムに変化を与える。

しかし、krollの場合、基本的に敵が複数出る状況というのは、前後から挟み撃ちにされる状況なワケで、おもしろさに貢献していないのだ。

ボス戦については、ヒーローオブスパルタ的な、ボタンタップイベントを用意しており、ゲーム性に変化をつけようという様子が見えるだけに、残念な出来だ。

基本情報

タイトル

刀龍 - Legend of Kroll -

デベロッパー

Digital Legends Entertainment

【アクション】【ベルトスクロール】【アプリ】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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