サクサク進むが、やや不親切な面も目立つ。硬派なころのコーエイのシミュレーション、三国志TOUCH!!

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ヒャッハー!KarzZombieだ。

なンか、イイ年ぶっこいてくると、同窓会とかに呼ばれて、昔はあんなにツッパってたアイツが、今ではこんなに丸くなって…とかって話がある。

ゲームメーカーだってそうだ。

今じゃあすっかり三国無双やら戦国無双やらガンダム無双やら出して丸くなっちゃったコーエー(コーエーテクモ)も、昔は硬派な歴史シミュレーションゲームを出してたのさ。

さらにその前は団地妻の誘惑なんてピンクなゲーム出してたワケだから、変われば変わるモンだといえよう。

そんな変わり果てたコーエーが、ちょっと昔の硬派テイストで出したゲームが、ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS TOUCH…っていうか、三国志タッチだ。

「ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS TOUCH」

三国志タッチは、ご想像通り歴史シミュレーションゲームだ。

三国志演義の武将となって、文官に内政を指示し、武官に軍事を指示して、中国大陸の統一を目指す。

操作はカンタン。コマンドをタッチするだけ。

「ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS TOUCH」

コーエーの歴史シミュレーションゲームは、現在でもリリースされ続けているが、

ぶっちゃけ、余計なシステムが増えたせいで複雑になり過ぎ、キレ味のあるおもしろさはなくなっていた。

「ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS TOUCH」

しかし、三国志タッチのシステムは、

まだシンプルだった頃の歴史シミュレーションゲームのシステムであり、

シンプルに楽しめる。

「ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS TOUCH」

例えば、コマンドの実行は月/一回に簡略化。

戦闘は、ターン制のヘックスバトルだ。

「ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS TOUCH」

iPhone向けに、サクサク楽しめるようなシステムにしている。

ただ、サクサクしたシステムにするのはイイんだが、

都市が多くなってくるとコマンドがめんどうとか、

輸送がめんどうとか、やや不親切な面も目立つ。

しっかりアップデートして欲しいところだ。

基本情報

タイトル

ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS TOUCH

デベロッパー

KOEI Co.,Ltd

【シミュレーション】【三国志】【アプリ】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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