都市伝説
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都市伝説/とは、現代で、人々の噂話によって伝えられる物語。
「人々の口から口へ、伝言ゲーム的に噂が伝わっていく」というスタイルがポイント。伝言なので、どの話も必ず「誰かから聞いた」という形式であって、「自分が遭遇した当人」という形式ではない。
たいていの場合、「友達のそのまた友達から聞いた」という形をとり、この形を「Flend of a Flend(友達の友達)」と呼ぶ。
口から口へ伝言ゲーム的に伝わる噂話…フォークロアに対し、インターネット上で、文章の形で伝わる噂話はネットロアと呼んで区別する。
ネットロアの場合、必ずしも「誰かから聞いた」という形式をとるわけではない。「自分が遭遇した当人」という場合もあり得る。
代表的な都市伝説は口が耳まで裂けた女の怪異である「口裂け女」、人の顔をした犬の怪異「人面犬」、ベッドの下に斧を持った男が潜む「ベッドの下の男」などが存在。
必ずしも、怖い話というわけではないのだが、怖いエピソードが多い。
また、代表的なネットロアにはこの世のものとは思えないような駅に迷い込んでしまう「きさらぎ駅」、八尺はあろうかという女性の怪異に追われる「八尺様」などが存在している。
ちなみに筆者が子どものころ身近で流行った、都市伝説に「ネズミ肉のハンバーガー」というのがある。
その内容は、牛肉は高いにも関わらず、ハンバーガーの価格は安い…ということから、実は牛肉ではないのではないか?というもの。
実際にハンバーガーの価格が安いのは、自社で牧場と独自契約しているなどの理由がある上、そもそもネズミ肉のような市販に流通していない肉を手に入れる方が高くついてしまう。
なので、まったく根も葉もない噂…なのだが、近所の100円バーガーというお店はこの噂が流行った1年後に潰れてしまった。
現代のネット炎上にも通ずる怖さを感じるね…。