無料オープンワールド系ゲームの欠点?に思い立ってしまった…。『アーバン・クライム』!

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ヒャッハー!KarzZombieだぜ。

いやはや、昨年「シックス・ガンズ」をプレイした時にも、無料でオープンワールド系ゲームがここまで遊べるのか!と恐ろしくなったもんだが、ついにギャングもののオープンワールドゲームが出ちまったな!無料で!!

Gameloft、恐ろしい子!!

今日紹介するのは、『アーバン・クライム』

「アーバン・クライム」

『アーバン・クライム』は、先ほど書いたとおりギャングモノのオープンワールド系ゲーム。

つまり、「GTA」あたりと同じものだ。

基本的な操作は、一般的なオープンワールド系のゲームと同様。

画面左側のバーチャルスティックで主人公を移動。

画面をスライドして視界変更。

そして、画面右側の各種アクションボタンを押して、攻撃や乗り物への乗車などを行う。

乗り物に乗った際には、操作方法が切り替わる。

「アーバン・クライム」

本作の特徴は、なんといっても「無料」ということだろう。

「無料」だからこそ、アイテム課金が用意されており、プレイヤーのプレイ時間を一定時間に区切っている。

また、「無料」ゲームの場合はユーザーがより気軽に、短時間でプレイすることから、短時間でもプレイできるよう措置が取られている。

具体的にいえば、「シックス・ガンズ」でも採用されていた、マップからミッション依頼者の元へ一気に移動できるシステムだ。

「アーバン・クライム」

このシステム、短時間でちょっと遊ぶ分には楽でいいなーと思う。

だが今回結構"遊んでいて、ふと、思った。

そもそもオープンワールド系ゲームといえば、基本的にはミッション依頼者の元に移動してミッションを受けてこなす…というお使い要素の塊だ。

おもしろさの肝は、ミッションの要素が、オープンワールド全体に用意されたルールを組み合わせることによるミニゲームだ。

ようするに、ある全体的ルールの範囲内でのミニゲーム集なわけだ。

「アーバン・クライム」

だからこそ、次から次へとミッションをこなしていると、「うーん」と感じてしまう。

ミニゲーム一個一個が、「ある全体的ルールの範囲内」に縛られてしまっているため、ミニゲームのおもしろさの濃度が低い。

これなら、ミニゲーム集として構"成してくれた方がいいんじゃないか…と思ってしまうのだ。

オープンワールド系ゲームは、目的地までショートカットしないからこそ、「どうせなら…」と寄り道する隙が生まれ、寄り道のおもしろさが生まれるんじゃないか…そう思った次第だ。

「アーバン・クライム」

もちろん、それならば依頼者の元へ一気に移動できるショートカットを使わなければいいだけの話。

だが一方で、人間、楽なものは使ってしまう。

いっそのこと、短時間プレイのショートカットは課金を促し、長時間腰を据えてオープンワールドを楽しむ場合には課金する…ぐらいの方がよかったかもしれない。そんなことを思ってしまったぜ。

基本情報

タイトル

アーバン・クライム

デベロッパー

Gameloft

【ACT】【GTA】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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