フォールアウトやボーダーランズを期待すると肩透かしを食う残念なRPG、Xenome Episode 1!!

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ヒャッハー!KarzZombieだ!!

海外のRPGの進化ップリは凄まじい。

日本のRPGの場合、ストーリーをいかに物語るか、キャラクターをいかに魅力的に見せるかという方向に進化して来た。

それはそれでひとつの進化だ。

一方、海外のRPGは、プレイヤーが主人公となって、その世界を実際に体験する…という方向に進化して来た。

結果、ひとつの世界が、現実が再現されたかのようなゲームが生まれている。

そのひとつが、傑作フォールアウトだし、そのひとつが、ボーダーランズだ。

さて、今日紹介するゲームは、珍しくRPGだ。

Xenome Episode 1!!

「Xenome Episode 1」

Xenome Episode 1は、見た目ボーダーランズライクなRPGだ。

操作は、、左のバーチャルスティックでプレイヤーキャラクターの移動。各種ボタンをタッチして、アクションやコマンドウィンドウの開閉を行う。

崩壊した未来を舞台にしているので、フォールアウトも連想させる。

「Xenome Episode 1」

だが、システムはずいぶん違う。

フォールアウトやボーダーランズは、戦闘にアクション的な要素がある。

このため、現実世界よろしくだだっ広い荒野をただただ突き進んでいても、割と飽きない。

「Xenome Episode 1」

が、このゲームは、一般的なMMORPGのように、プレイヤーが攻撃モードであれば、ターゲッティングしている敵を延々攻撃し続ける。

しかも、MMORPGと違い、別にチャットしながらプレイするわけではない。

さらにクエストが基本お使いだったりするので、割と飽きる。

「Xenome Episode 1」

そこが残念だ。

見た目がもっと別のものであれば、これはこれでこのゲームのシステムと割り切れるのだが、どう見てもボーダーランズライクであり、変に期待してしまう分、割り切れない。残念無念。

基本情報

タイトル

Xenome Episode 1

デベロッパー

Nine Pound Studios

【RPG】【フォールアウト】【ボーダーランズ】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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