遊びたいのに遊べない…のがちょっとなぁ…。ソーシャルゲーム風なRTS!『Zombie Revolution』。

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ヒャッハー!KarzZombieだ。

最近は「GREE」や「モバゲー」といったソーシャルゲームの勢いが凄まじい。

ガチなゲーマーにとってはソーシャルゲームなんてショボくて遊ぶ価値もねえファッキンな代物…って印象だと思う。

確かにソーシャルゲームにショボイゲームは多い。

だが、中にはガチで楽しめるゲームもあるんだぜ。

また、ガチで楽しめるゲーム側にも、ソーシャルゲームのエッセンスを取り入れたものが出てきている。

今日はそんなゲーム、『Zombie Revolution』!

「Zombie Revolution」

『Zombie Revolution』は、プレイヤーがゾンビ/となって、人間を駆逐するRTSだ。

資源を払ってゾンビを強化し、人間を駆逐しまくる。

操作は簡単で、ゾンビ召喚ポイントをタップしてゾンビ召喚。

ゾンビをドラッグして、ゾンビの移動を指定する。

「Zombie Revolution」

本作はソーシャルゲームにおける特徴的な要素が二つ、取り入れられている。

ひとつは、ゲームプレイ中、アイテムを有料購入できること。

ふたつめは、ゾンビの召喚回数の回復に時間が必要なこと。

ゾンビは、ゾンビ召喚回数分しか召喚できない。

これを回復するのには、リアルタイムに何分、といった形で待つ必要があるのだ。

「Zombie Revolution」

この二つ目の要素が、本作によっては良いものではないと思った。

ソーシャルゲームのプレイスタイルは、ガッツリとまとまった時間をかけてプレイするのではなく、こまめに時間をかけてプレイするものが多い。

というのも、ソーシャルという名の通り、不特定多数の人間でプレイすることが前提なため、時間に余裕がある人でも、忙しい人でも、同じようにプレイできることを意図したものだろう。

「Zombie Revolution」

だが、行動力を消費するタイプのソーシャルゲームでは、大体が、行動力を消費する行為そのもののゲーム性が低い代わりに最大行動力が高いか、行動力を消費する行為そのもののゲーム性が高い─すなわち1プレイの満足感が高い代わりに最大行動力が低いか、どちらかになっている。

「Zombie Revolution」

本作は、1プレイのゲーム性が低くないが、1プレイの満足感が高いとも言い難い。

結果的に、召喚回数回復までの時間が、ひどくめんどくさいものに思えてしまう。

もう少しくらい遊ばせてくれても…といった感じだぜ。

或いは…もう少し1プレイの満足度を高めてほしいぜ。

基本情報

タイトル

Zombie Revolution

デベロッパー

Digital Chocolate, Inc

【RTS】【ゾンビ】【ソーシャル】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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