撃つ気持ちよさと血しぶきプシャー!なスプラッター感が楽しめる爽快全方位シューター「Crimsonland」

[投稿日:

360°全方位から襲い掛かる無数の敵を、銃弾の嵐で迎え撃つ、全方位シューター!

そんな漢(オトコ)のゲームである全方位シューターには、大きく2つのタイプがある。

ひとつは、ダンジョンのようなマップが用意されており、マップを進んでいくタイプ。地形も活用したバトルと、探索要素が楽しめるタイプだ。

以前紹介した「Alien Shooter 2 - The Legend」はこのタイプにあたる。

もうひとつは、だだっぴろいフィールドでひたすら敵を撃ちまくることに浸るタイプ。とにかく撃つ爽快感に浸れるタイプだ。

「Tesla vs Lovecraft」は若干障害物があるものの、こちらのタイプだろう。

そして今回紹介する「Crimsonland」も、「Tesla vs Lovecraft」同様、撃つ爽快感に満ち満ちたゲームだ!

ココがWuah!「Crimsonland」の魅力は、撃ちまくり血しぶき出まくる爽快感

「Crimsonland」は、エイリアンと戦う全方位シューター。

「Tesla vs Lovecraft」同様と書いたが、本作を開発しているのは「Tesla vs Lovecraft」を作った10tons Ltdというデベロッパー。

このため、プレイしていると次々武器がアンロックされていく部分や、敵を倒すと経験値を獲得し、レベルアップ時にパーク(特殊能力)を得られる点など「Tesla vs Lovecraft」に近い部分がある。

では本作オリジナルな部分はどこかといえば、まずは撃つ爽快感だろう。

本作、武器の種類が多い上、敵を倒した際に登場するアイテム類も、火炎弾のような特殊弾や、弾幕状のボムなど、撃つ要素に絡めてある。

弾のビジュアルも弾幕ゲームのように美しく、撃つ気持ちよさを追求しているゲームなのだ。

敵を倒した時に血しぶきがブシャー!とほとばしる様子も撃つ爽快感に貢献している。

ほとばしった血はり大地を赤く染める。

たいていのゲームでは、画面に描画されるオブジェクトの数を減らすため、血の色が徐々に消えていくように作るが、本作の場合ずーっと赤い

ゴア表現も追及しているゲームなのだ。


# 「Tesla vs Lovecraft」同様成長要素を持った全方位シューター

ゲームシステムとしては、先に触れた通り、「Tesla vs Lovecraft」に近い。

つまり、成長要素を持った全方位シューター。

左のパッドを使って主人公の移動を、右のパッドを使って射撃&射撃方向をコントロールする。

敵を倒すと経験値が蓄積し、パークを獲得できる。

「Tesla vs Lovecraft」ではパークの選択肢が2つだったが、本作では4つ

4つの中から1つを選ぶ形だ。

ステージに障害物がまったくなく、自由に動けるためか難易度は「Tesla vs Lovecraft」より若干低いように感じた。

クトゥルフ好きなら断然「Tesla vs Lovecraft」だが、スプラッター・バイオレンス好きなら本作がオススメだ。

基本情報

タイトル

Crimsonland

デベロッパー

10tons Ltd

配信会社

10tons Ltd

対応ハード

PC/iOS/Android

価格

Steam

1,380円

iOS

無料

【Crimsonland】【全方位シューター】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

この記事が含まれるコーナー

ゲームレビュー

エッジの鋭いホラーゲームをオススメするゲームレビュー。


この記事の関連記事

トガるとはこういうこと!昭和ジャパンでテキサス出身アメリカンヤクザが鬼や侍に変身して大暴れ!『COWBOY YAKUZA』

[Posted:]

現実と幻を行き来する不安感!有料化も頷ける充実のシリーズ最新作!『Forgotten Hill Disillusion』

[Posted:]

待ち受けるのは敵かアイテムか?未知の空間を探索する怖面白さが魅力のローグライク全方位シューター「Ailment」

[Posted:]

天使×悪魔!最強の二人が敵を倒しまくるロックンロールな爽快バイオレンスアクション「GodsTrigger」

[Posted:]

上に戻る