ちょっとこれは…な残念ゾンビアクション。『Dead End』。

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ヒャッハー!KarzZombieだぜ。

頭の中で考えたら、絶対うまくいくとしか思えないことってあるよな。

だが現実はそうはいかねえ。

頭の中で考えた通りにうまくいってるんだったら、俺は今ごろプロサッカー選手にしてF1レーサーで、スパイで探偵で、ハーレムの王だったはずだ。

だが現実はそうはいかねえ。

わかってる。

三十"年以上いきてきて、痛いほどわかってる。

さあ、今日紹介するのは、『Dead End』!

「Dead End」

『Dead End』は、パニックになっている主人公を操作しつつ、襲い来るゾンビ/を撃退するというアクションシューティングだ。

こう書くと結構"おもしろそうだろ?

「Dead End」

パニックになっているというのがミソだ。

主人公はパニックになっているので、基本的には明後日の方向に勝手に移動しまくっている。

しかしタップした時には、360°回転しながら銃弾を放つ。

タップを離すと、離したときに向いている方向に向かって、また勝手に移動しだす。

「Dead End」

要は、思うように移動しづらく、これがなかなかもどかしい。

ゾンビがリアルテイストで描かれていれば、もどかしさが恐さにつながったかもしれない。

しかし本作はコミカルテイストだ。

なかなか爽快感が味わえず、もどかしさばかりが募ってしまう。

「Dead End」

企画時点ではおもしれえ!と思えたゲームかしもしれないが、現実はそうはいかなかった…って感じに見えて残念だぜ。

基本情報

タイトル

Dead End

デベロッパー

Randy O’Connor

【ACT】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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