「タクティクスオウガ」な見た目に、ライトなRTSのゲーム性ってどうなん?『Defense of Fortune: The Savior』!
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ヒャッハー!KarzZombieだぜ。
先日も話したが、なんだかんだ言ってやっぱり人間見た目は割と重要だ。
いや、ただしイケメンに限るとか、そういうことが言いたいんじゃねえよ。
例えば!
例えばだ、髪を脱色で金髪にしていて髪形は超剃り込みリーゼント、眉を剃ってド派手なアロハ着て、胸は第二ボタンまで開いてる。
こんな外見から何を想像する?
ヤンキー?チンピラ?
…まあ大体そんなところだろう。
だが、実は心優しい保育士さんだったり看護士さんだったりするかもしれない。
いやいや、有能な弁護士さんや、天才的な外科医かもしれない。
だが、上の外見からそれを想像しろってのは無理だ。
どう考えても外見から判断するだろ?
言ってみりゃ制服やらコスチュームみたいなもんで、恰好ってのはそれなりに中身と連動すると思っちゃうもんなんだ。
さあ、そんな今日紹介するのは、『Defense of Fortune: The Savior』!
『Defense of Fortune: The Savior』は、タワーディフェンス的なRTSだ。
パッと目を引くのが、気合いの入ったそのビジュアル。
もしあなたがSRPGの名作「タクティクスオウガ」を知っているなら、「タクティクスオウガ」を連想するのではないだろうか。
フィールドマップや、斜め上から見下ろした視点、ユニットのディフォルメのバランスなどなど、「タクティクスオウガ」を連想させるものは多いはずだ。
「タクティクスオウガ」といえば、超本格的なファンタジーSRPGだ。
世界観からゲームシステムまで作り込まれ、その名の通り、戦術…タクティクスがへビィに楽しめるゲームだ。
一方、『Defense of Fortune: The Savior』は、タワーディフェンス的なRTSだ。
そこにタクティクスは、まったくないわけではないが…まあ、ない。
いい悪いの問題じゃないのだ。
「タクティクスオウガ」に見えちゃったもんだから、「タクティクスオウガ」を期待したら、違うゲームだった…的な話だ。
ヤンキーに見えたからヤンキーだと思って話しかけたら、実は有能弁護士でビックリ!みたいな話だ。
でもまあ、見た目そうなんだもん!間違えるべ。
おとぎ話で、カエルやら野獣やらになった王子様を見抜いちゃうお姫様とか出てくるけど、あんなん無理!
どっからどう見ても看護士さんの恰好しているけど、実は中身はプロサーファーとか、そんなん見抜けるか!!
と…興奮しちまったところで、本作の話だが、本作は別につまらないゲームではない。
グラフィックはよいし、ゲームとしてはそこそこ楽しめる出来だ。
攻め込んでくる敵兵に対して、接近戦型の兵士と、遠距離型の兵士、大砲などの兵器を使い分けて撃退する。
ただ、視点が斜めになっていることもあって、適切に兵士を配置できないことがあり、それがややストレスになる。
変に「タクティクスオウガ」を期待しなければ、そこそこ楽しめるゲームだと思うぜ。
基本情報
タイトル
Defense of Fortune: The Savior
デベロッパー
Dotomchi