フランケンシュタイン
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フランケンシュタイン/とは、メアリー・シェリーによって書かれたホラー小説。
また、この小説中に登場する架空の登場人物……「怪物」を指す。
作中で「怪物」は固有名詞を持たないが、怪物を生み出した博士の名前から通称「フランケンシュタインの怪物」と呼ばれている。
ただし、現在では省略され、「フランケンシュタイン」という名称で呼ばれることが多い。
ただ、繰り返しになるがフランケンシュタインはあくまで怪物を生み出した博士名前(ヴィクター・フランケンシュタイン)であって、怪物の名前ではない。
怪物は、フランケンシュタイン博士によって人間の死体をつなぎ合わせ、化学・錬金術的な方法により蘇生されることで生まれた。
愚かで鈍重、力だけは強い…というキャラクターイメージで描かれることが多いが、原作では高い知性と高い能力を持つと同時に教養も持っている。
博士に自らの伴侶を要求。
しかし怪物が増えることを恐れた博士が断ると、博士の許嫁を殺害した。
その後、博士絶命したことで自ら命を絶つ。
物語において、「人の手による(妊娠以外での)新たな命の創造」がしばしばタブーとされるように、フラケンシュタインの怪物もまた、関係者すべてがどん底に突き落とされるという悲劇的な結末を迎える。
吸血鬼/やゾンビ/と同様、現在の創作に様々な形で影響を与えたキャラクター。
そもそも死からの蘇生という意味ではゾンビと近い。
また錬金術(≒科学)を使った人造人間という意味ではホムンクルス、仮面ライダーにおける改造人間…などに近い存在といえる。
個人的には、機械と人体の融合クリーチャーというコンセプトがイカしていると思うぜ!