カードゲームとRTSを組み合わせ、昇華させた良作RTS!『源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜』!

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ヒャッハー!KarzZombieだぜ。

集めるってのは、楽しいことだよな。

古くはプロ野球カードからビックリマン、フィギュア、最近ではARカードなんてものまで。

ハタから見りゃ「なんでこんなものを…」なんて思われるんだろうが、人間ってのァついつい集めちまう生き物だ。

「マジック:ザ・ギャザリング」に始まったトレーディングカードゲームも、「遊戯王」でブーム加速し、今では完全に定着した感じだよな。

さあ、今日紹介するゲームは、『源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜』!!

「源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜」

『源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜』は、タワーディフェンス的なRTSにカードゲームの要素を加えたゲームだ。

「源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜」

RTSとしてはシンプルなもので、兵を配置できる個所は少ない。

さが、それはカードゲームと組み合わせ、新たなゲーム性へと昇華させた結果だろう。

「源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜」

カードゲーム的な部分というのは、自分の兵士がカードになっている点だ。

通常こうしたタワーディフェンス系RTSでは、時間とともに資源が蓄積され、資源を消費して兵士を召喚する。

このゲームでも基本的にそれは踏襲している。

「源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜」

が、資源を消費してデッキからカードを呼び出し、カードを繰り出して兵士を召喚するという点が違うぜ。

カードゲームとRTSを組み合わせたゲームとしては既に「エレメンタルモンスター」があるが、「エレメンタルモンスター」とも異なるプレイ感だ。

勝っても負けてもカードを取得でき、自分のデッキを強くできるというのはいい。

ついついもう一戦、もう一戦…と遊んでしまうぜ。

「源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜」

ちなみに、源平大戦というその名の通り、源氏と平家の戦いをモチーフにしている。

グラフィックは、昔の日本画のようなテイストだが、敵をぶった斬ればブシュアアアァァァと血が噴き出すアニメーションもあり、なかなかいいセンスしているぜ。

ちょっとバグが多く出ているようで、それが残念なのだが、ゲームとしては良作だ。

基本情報

タイトル

源平大戦絵巻 〜白の波濤、紅の雲霞〜

デベロッパー

SEGA CORPORATION

【RTS】【カードゲーム】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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