武士:勇者之路の続編!!大幅変更!3Dアクションとして強化!ケレン味ある演出も強化!!Samurai II: Vengeance!!
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ヒャッハー!KarzZombieだ。
俺なんか、子連れ狼劇場版DVD-BOXを買っちゃう程度には時代劇好きだからして、暴"力描写ビシバシくる時代劇ゲームはたまらねーぜ。
そんなワケで、Samurai II: Vengeanceも早速レビューだ。
Samurai II: Vengeanceは、昨日紹介した「武士:勇者之路」の続編だ。
墨絵で描いたような独特の世界観は引き継いでいる。
が、ゲームとしては大幅に変更されている。
まず、操作が変わった。
前回は、画面をスライドすることで斬撃を繰り出していたが、本作ではバーチャルパッドを操作する。
左のバーチャルスティックでプレイヤーキャラクターの移動。
右のバーチャルボタンで、弱攻撃、強攻撃、避けだ。
操作の変更に伴い、画面が縦長から横長に変更された。
これは、良い面と悪い面がある。
良い面は、イメージ通りのアクションを繰り出しやすくなったこと。
アクションゲームとしての爽快感が非常に向上した。
敵を斬りつけ、敵の反撃を見越して回避し、背後から敵のそっ首を叩き落とす、なんてアクションが取れる。
素晴らしい。
悪い面は、普通のベルトアクションと差がなくなってしまったこと。
実際、本作はよくできたアクションゲームなのだが、視点が前作同様トップビューで、キャラが小さめであること。
アクションが斬撃と避けに集中していることなどから、同じ3Dアクションゲームであるヒーローオブスパルタ2やスパイダーマン、アイアンマン2と比較すると、ややシンプル過ぎるキライがあるのだ。
チャンバラゲームならではの見せ場として、敵に止めを刺す際、アップになり、真っ二つにぶった斬ったり、首を跳ねたりというケレン味のキいた演出もある。
が、コレも演出レベルに留まってしまっている。
この本作独自の要素を、例えばココにヒーローオブスパルタのアクティブタイムイベントのように操作と組み合わせるなどしていれば、アクションゲームとして差別化のキいた、傑作になっていたと思う。
それが惜しい。
…と、欠点はないワケではないが、操作レスポンスも良く、爽快感あるおもしろいゲームであることには違いない。
ステージ上のオブジェクトを操作したり、避けながら進んでいくなどアクション性が強化されているし、個性的なボスとのメリハリある一戦も楽しめる。
チャンバラの国、日本に住むジャパニーズなら、遊んでおいて損はない一作だ。
基本情報
タイトル
Samurai II: Vengeance
デベロッパー
MadFinger Games, a.s.