他と差があればいいってもんじゃないよな…な残念アクション。『Vermes on Mars』。

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ヒャッハー!KarzZombieだぜ。

なんだ…その…思春期に探すじゃん?自分。

他人にはない、自分だけの才能とか探しちゃうじゃん?

でもさー、アレだよ。

他人にはない、自分だけの才能って、実際あったところで意外と役にたたねーかもしれねえぜ?

さあ、今日紹介するゲームは『Vermes on Mars』!

「Vermes on Mars」

『Vermes on Mars』はアクションシューティング…だといえるだろう。

なんか歯切れが悪いのは、他に見られない独特の操作のせいだ。

まず本作は、移動と射撃を同時に行えない。

バイオハザード/4」に近いゲームシステムといえるかもしれないが、敵のスピードが割と普通なので、非常に感覚は違う。

「Vermes on Mars」

画面左側をタップして移動モード。

画面右側をタップして攻撃モード。

移動モードであれば、タップした場所に自機が移動する。

攻撃モードであれば、敵をタップして攻撃だ。

「Vermes on Mars」

さて…ぶっちゃけた話、このゲーム、なんでこの操作にしたんだろう…という疑問がぬぐえない。

「バイオハザード4」であれば、攻撃中は移動ができないという仕様にすることで、ゾンビ/(正確にはゾンビではないが)にじわじわと追い詰められる恐怖を演出したかったのだろう。

だが本作は…別に恐怖を感じるようなゲームでもないので…正直、操作しづらいな…という印象しかもたなかった。

「Vermes on Mars」

これが他のゲームにない魅力になっていればよかったんだが…ただ単に他のゲームと違うだけのポイントになってしまっていて、何の役にも立ってない印象だ。

残念だぜ。

ま、ようするに、自分探しには気をつけろってこった!

Vermes on Mars85円

デベロッパー

Aztlan Games

【ACT】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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