迫り来る冒険者をどう殺す?トラップの極悪な組み合わせを考えるのが楽しすぎるタワーディフェンス「ダンジョン・ウォーフェア2」
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いたずらというのは、おもしろい。原始的なおもしろさがある。
子どものころ親が外に出ている際、カギをかけて閉め出してしまった…なんていたずらをしたことはないだろうか。
間違っても、親から「家族が外に出ている際、カギをかけて閉め出すのはいいことよ」なんて言われなかったハズ。
でも、やってみたくてたまらなかった。誰から教えられたでもなく、本能に組み込まれているのだ。
だから、そもそもいたずらは面白い。
いたずらと聞いて眉をひそめる良識派の人も、心の内側ではいたずらのドキドキ感は認めていて、良識派ぶっているんだろう。良識派の方が世間体いいもんね!まあ、クソみてえにくだらねえけどな。
今日紹介するゲームは、そんないたずらのおもしろさをさらに突き詰めたゲーム。
罠で敵を殺すタワーディフェンス、「ダンジョン・ウォーフェア2」だ!
ココがWuah!「ダンジョン・ウォーフェア2」の魅力は、オレ流ワナで冒険者をぶち殺すワクワク感
「ダンジョン・ウォーフェア2」はタワーディフェンスゲーム。
マップ上に迎撃兵器を設置して迫りくる敵を倒し、敵からゲットしたお金でさらに迎撃兵器を拡充。より強い敵へ備える。
一見、一般的なタワーディフェンスと同様のシステム。
しかし、本作のプレイ感は本作でしか味わえないほど独特だ。
どこがそんなに独特なのかといえば、トラップを組み合わせて行くところ。
たとえば、床からトゲが飛び出してダメージを与えるスパイクに、壁から矢が飛び出すダートを組み合わせる。
これでダメージが倍増だ。
ただこれだと、フツーのタワーディフェンスとあまり変わらない。
本作ではここに、ハープーンなんてトラップも組み合わせちゃう。
ハープーンは壁から鎖のついた矢じりが飛び出し、ダメージを与えた上、敵を引き寄せる効果を持ったトラップ。
敵を引き寄せる効果を持っているので、たとえば敵がスパイクとダートを命からがら潜り抜けた時、背後からハープーンに襲われたらどうだろう?
せっかく命からがらトラップを潜り抜けたのに、ハープーンに引き戻されて、またダメージ受けるハメになっちゃうねえ!痛いねえ!ツライねえ!ふはは!ざまあ見やがれってんだよクソが。
こうした組み合わせをプレイヤー自身が考えていくというところが、本作のおもしろいところ。
まさに、いたずらを考えるようなドキドキ感。
まあ、考えているのはいたずらレベルじゃなくて、処刑方法だけどな!
ははは、完全に性格が出るぜ!
ひとつひとつのステージがパズルのように頭脳プレイを迫る
ゲームの構成は、ステージ制。
ひとつステージをクリアすると、新たなステージが解放されるというシステムだ。
各ステージはクリアするだけでも頭を使うが、いくつかのミッションが用意されており、ミッション達成を目指そうとするとさらに頭を使う。
ミッションとして用意されているのはたとえば、特定のトラップを必ず使うことだとか、ダメージを0に抑えるだとかいった内容。
トラップをどう使うか?以前にどのトラップをステージに持ち込めばいいか?という点から考えねばならず、まるでパズルゲームを解いているような気分になるぜ。
ただ、難しさも苦痛じゃない。
「次はこのトラップを試してみたい!」と自然に思える中毒性の高さを持っている作品なのだ。
買って損したと思うことは絶対にないだろう。
基本情報
タイトル
ダンジョン・ウォーフェア2
デベロッパー
Valsar
配信会社
Valsar
対応ハード
PS/iOS/Android
価格
PC
1,520円
iOS
600円
Android
540円