わかっていてもやっぱりビビる!そして怖い!ピザ屋の夜間警備ゲーム「FiveNightsatFreddy's」

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人間、何かに思い切り集中している瞬間、目の前にいきなり想定外のものが現れるとビックリしてしまう。

現れたものがグロテスクなモノなら、ビックリどころか恐怖を感じる。

映画でもこういう、ビックリ系演出ってのはあるよね。ショック演出ってヤツ。

今回紹介するのは、このショック演出を活かした傑作ホラーゲーム「Five Nights at Freddy's」だ。

ココがWuah!「Five Nights at Freddy's」の怖さは、コミカルなのに何よりも怖いと思える点

「Five Nights at Freddy's」は、 Freddy Fazbear's Pizzaというピザ屋の警備員となって、店舗の夜間警備を行うゲーム。

Freddy Fazbear's Pizzaはフツーのピザ屋にはない目玉がある。

「アニマトロニクス」と呼ばれる接客用ロボットを使っている点だ。

「アニマトロニクス」は、見た目的にはキュートな動物の着ぐるみ

なので、ディ〇ニーランドのアトラクションをイメージしてもらえればOKだ。

ただ、中に入っているのが人間ではなくロボット。おっと、〇ィズニーランドのは中に人間やらロボットやらなんて入っていないんだっけか?

さておき、ようするに着ぐるみロボットを使って客寄せをしているピザ屋で警備員バイトするってワケ。

で、このアニマトロニクスがヤバい。というのも、アニマトロニクスの人工知能は非常に出来がよろしくて、着ぐるみを脱いでいるロボットがいると、丁寧に着ぐるみを着せようとするのだ。素晴らしい!

しかし、一方で人工知能にはちょっとした欠点があって、開店時は人間を客と認識してくれるようだが、閉店すると、ロボットと人間の違いがわからなくなってしまう

なもんで、閉店後に人間を発見すると、丁寧に着ぐるみを着せようとするのだ。素晴らしい!

ただ、問題はこの着ぐるみ、ロボット用なので内部には針金などの金属類が露出していて、人間が着せられた日にゃあ確実に死ぬってところ。(ホラー的には)素晴らしい!

なので、プレイヤー=主人公は警備中、アニマトロニクスの接近を防がなければならない。防がなければ死ぬから。

どうやって防ぐのかというと、シャッターを閉めることで。

それなら最初っからシャッターを閉めっぱなしにしておけばいいのだけど、残念ながらこの店は夜間の電力に限りがある。

だから、シャッターを閉めっぱなしにしておくことができない。

そこで、監視カメラの映像を観て、アニマトロニクスの接近状況を確認し、近くに接近されたらシャッターを閉めるのだ。

つまり、「だるまさんがころんだ」の要領だ。

ただし、他にも問題があって、監視カメラを見るのにも電力を消費する

さらに、監視カメラは時折イカれて映像が見えなくなってしまう。

なので、ずーっと監視カメラを使いっぱなしにするってわけにもいかない。監視カメラをチェックするタイミングを考える必要があるのだ。

これが怖さを呼ぶ。

監視カメラを使わずガマンしていて、でも気になってカメラを見たらアニマトロニクスが接近中!

あるいは、カメラを見てもどこにもアニマトロニクスがいない…。アレ?と思ってカメラから目視に切り替えたら目の前にアニマトロニクスが!なんてこともある。

超ビビる。超怖い!

カメラとボタンをタップするだけ!シンプルにプレイ可能

「Five Nights at Freddy's」はゲーム後半になると頻繁にアニマトロニクスが接近するようになり、難易度が急激にアップする。非常に難しいゲームだ。

けど、操作自体はカンタンなので、誰にでもプレイできる。

画面下のアイコンをタップして画面をカメラに切り替え。見たいカメラをタップすると、その映像へと切り替わる。

シャッターを閉めたり、シャッター部のライトを付ける場合はシャッター横にあるボタンをタップすればOKだ。

操作そのものが難しいと感じることはないだろう。

でも、バッテリーを見ながらタイミングを見るのは非常に難しい。

その上マジで怖いから、かなりプレイするのに精神力がいるぜ…。

でもホラーゲームとしてはそれだけ筋金入りってこと。なのでオススメの作品だ!

基本情報

タイトル

Five Nights at Freddy's

デベロッパー

Scott Cawthon

配信会社

Scott Cawthon

対応ハード

PC/iOS/Android

価格

Steam

520円

iOS

360円

【FiveNightsatFreddys】【サバイバルホラー】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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