子どもの頃の夜の怖さを思い出させるナンバリング最終作!「FiveNightsatFreddy's4」

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家にしまってあるおもちゃや絵本が、夜、明かりを暗くした間だけ、不気味に姿を変えていたら…?

そんなこと、子どものころに考えたことはないだろうか。

とても大好きな存在が、闇の間だけ、自分の敵に変わってしまう。

それはとても恐ろしいことだ。

そんな恐怖を描いたのが、「Five Nights at Freddy's」シリーズ第四作、「Five Nights at Freddy's 4」だ。

ココがWuah!「Five Nights at Freddy's 4」の怖さは、子どもの頃の夜の怖さを思い出させる舞台

「Five Nights at Freddy's 4」は、「Five Nights at Freddy's」シリーズのナンバリング最終作にあたる作品だ。

これまでのシリーズと違い、主人公は夜間警備員ではない

実は、主人公が誰かが明示されていない。

ただ、舞台が子ども部屋になっていることから、恐らく子どもが主人公なのだろうと推察できる。

舞台が子ども部屋、主人公は子どもということで、本作に監視カメラは登場しない

主人公はベッド、クローゼット、部屋の2つのドアという4つのポイントを実際に行き来する

そしてライトを付け、自分の目でアニマトロニクスがいるかどうか確認するのだ。

ちなみに、子ども部屋に客寄せ&接客ロボットであるアニマトロニクスが登場するというのもおかしな話だが、実は本作そのものが悪夢という設定だ。

つまり、アニマトロニクス達も悪夢という形で登場する。

悪夢という形ではあるが、子供部屋にアニマトロニクスが接近してくる様子はなかなかに怖い。

自分の部屋。さらには自分のベッドとかって、子どものころは安全地帯のような感覚を持ってなかっただろうか。「そこに逃げ込めば安心」みたいな。

もちろんその安心感には何の根拠も何の保証もない

ただ大人のなってなお、自分の部屋やベッドというのは「聖域」的な安心感があるので、その「聖域」が侵される様子は恐ろしい。

タップで移動。脱出ゲーム/的操作

監視カメラのチェックから、実際に移動して目視で確認するという形にスタイルが変化した本作。

しかし、操作そのものは前作とそう変化していない

ドアやクローゼット、背後のベッドなどをタップして移動。ダブルタップで確認が行える。

確認方法は2つあり、ひとつはによる確認。ふたつめはライトによる確認だ。

迫りくるアニマトロニクスはライトをつければ消えてくれるが、最終段階まで接近した状態だと、ライトでは防げない。

そこで、音を頼りに最終段階まで接近しているかどうか確認し、最終段階まで接近しているようならドアを閉めよう。

こうしたシステムなので、プレイする際にはヘッドフォンをつけ、しっかり音を確認できる用にした方がイイ。

ちなみに難易度的にはシリーズで最も難易度が高いように思う。心して臨もう。

基本情報

タイトル


Five Nights at Freddy's 4

デベロッパー

Scott Cawthon

配信会社

Scott Cawthon


対応ハード

PC/iOS/Android

価格

Steam


820円

iOS


360円

【FiveNightsatFreddys】【サバイバルホラー】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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