近所迷惑注意!身近な場所でショッキング系ホラー演出が繰り出されるから悲鳴必至なホラーゲーム「脱出×和風ホラー:夢怨」 | Wuah!-[ワー!]-ホラーゲームメディア


近所迷惑注意!身近な場所でショッキング系ホラー演出が繰り出されるから悲鳴必至なホラーゲーム「脱出×和風ホラー:夢怨」

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作品がリアルであればリアルであるほど、そこで感じる感情もリアルなものになる。

たとえば、廃病院や廃校といったホラースポットがリアルに描かれたら、怖さもリアルに感じる。

たとえば、信号待ちや渋滞がリアルに再現されたドライビングゲームなら…現実通り、リアルな退屈さが待っているだろう。

ちなみにリアルさには、映像的なリアルさだけでなく、設定的なリアルさもある。

たとえば、テキサス州のある牧場が舞台という設定は、日本に生まれ日本に育ち日本から一歩も出たことのないオレのような人間からすれば、リアルさを感じられない。

一方で、ふすまで区切られている畳の部屋…なんてのは、オレにとっては自分が育ったシチュエーションそのものなので、リアルさを感じられる。

そして、今回紹介する「脱出×和風ホラー:夢怨」は、日本で昭和な子ども時代を過ごした人がリアルに感るという作品だ。

目次

ココがWuah!「脱出×和風ホラー:夢怨」の怖さはショッキング系の怖さ

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「脱出×和風ホラー:夢怨」は、3D空間を探索する3Dホラーアドベンチャーゲームだ。

プレイヤーが自分で自由に移動できるタイプなのでいわゆる「脱出ゲーム」とは表現形態が異なるものの、謎の手掛かりやアイテムを探索していく…という意味では、広い意味で「脱出ゲーム」の範疇に含まれる作品だろう。

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舞台となるのは、日本の一般家屋。

ドアノブのついた扉もあるものの、障子で区切られている部屋もあって、昭和のころにあったような古風なスタイルの家だ。

なので、昭和のころに子ども時代を過ごした人なら、なんとなく身近に思えるだろう。

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こうした身近に感じる場所が、悪夢の舞台として描かれているのが本作だ。

ビジュアルは全体的に赤のトーンでまとめられており、非現実感が演出されている。

さらに、障子に大量のお札が貼り付けられていたり、壁に不気味な落書きが描かれていたり。

非常に不気味な場所になっているのだ。

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身近で、不気味。そんな場所でどんなホラー演出が起きるのかというと、いきなり霊が襲ってくる

いわゆるショッキング系/ビックリ系と呼ばれるタイプの演出だ。

ただ、狙ってくるタイミングが「そのタイミングで来るか!?」と思うほど絶妙。

霊はビジュアル的にもしっかり怖いので、思わず悲鳴を上げてしまう。

オレも思い切り大声で「うわあ!」と叫んでしまった。ご近所さんごめんなさい。

FPS的操作とラジコン的操作の2つの操作から選択

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本作に「遭遇する前に霊を倒す」という選択肢はない。

基本的には絶対霊に遭遇。

遭遇したら画面を一定対数タップすることで退けることができる。

退けるまでの間主人公の精神力が減り続けるので、スピーディーに連打した方がいいだろう。

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霊の出現パート以外でプレイヤーが行うことは、基本的に仮想パッドを使った移動だ。

移動して、光るオブジェクトをはじめ、怪しいと思った場所をタップすることでゲームは進行していく。

移動に関する操作は2つのスタイルが用意されている。

画面左で移動操作、画面右で視野の変更を行うFPS的なスタイルと、画面左で視野の変更、画面右の進行ボタンで前進を行うラジコン的なスタイル

どちらでも好みのものを選ぶことが可能だ。

操作もホラー演出も丁寧に作り込まれたホラーなので、ホラー好きならプレイする価値のある作品。

元号が令和に変わろうというこの時期だからこそ、あえて昭和的な風景の怖さを味わってみるというのもなんじゃない?

基本情報

タイトル

脱出×和風ホラー:夢怨

デベロッパー

ザイザックス株式会社

配信会社

ザイザックス株式会社

対応ハード

iOS/Android

価格

無料

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執筆者プロフィール

田中一広

ホラーに特化してゲームを作るインディゲームクリエイター。妖怪博士。

インディゲームデベロッパー株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

ホラーゲームをこよなく愛する妖怪博士であり、元バーテンダー、専門学校講師といった異色の経歴を持つ。

ゲーム制作以外にも、ゲームメディアでライターとして定期的に執筆。

ホラーゲームメディアWuah!、ホラーゲームサイトWuah!Games運営中。

Twitterアカウント

@Kazhiro

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