貞子

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貞子/とは、ホラー小説ならびにホラー映画『リング』シリーズに登場するキャラクターの名前。

正式な…生存中の名前は山村貞子。

作品的な意味ですべてのはじまりとなっている『リング』においては、元来超能力者であり、超能力がもとで死に追いやられることとなった。

その際、怨念をビデオテープに焼き付け、ダビングして他人に見せなければ7日以内に死ぬという呪い、いわゆる「呪いのビデオ」をこの世残す。

ただし続編が多く作られたために、作品によってはこうした設定に変化がみられる。

映画の原作となった小説版においても、『リング』『らせん』『ループ』において貞子の特性は変化。

また、映画版においても、ビデオテープという媒体より、動画そのものに呪いのフォーカスが映っているほか、あくまで女性の亡霊として描かれていた貞子がクリーチャー的に変化するなど、その描写は大きく変化している。

「幽霊の呪い」という日本的恐怖からは逸脱しつつあるものの、だからこそ長い期間愛される(怖がられる?)ホラーキャラクターになったともいえるだろう。

ちなみに筆者は、元祖『リング』の貞子も好きだが、最近のB級的な貞子も好きであり、『貞子vs伽椰子』なども大好物である。

【インディゲーム】【ホラー】【用語集】

この記事の作者

田中一広

ホラーゲーム作家。企画・シナリオ・グラフィック・楽曲・プログラムまでトータルでゲームを作る一方、ライターや講師としてゲームを伝える。もちろんゲーマーとして遊びもする人生ゲーム漬け野郎。妖怪博士。株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

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