怖くはないが中毒性はアリ!「クトゥルフ神話」の世界観をベースとしたソリティア的テーブルゲーム「Elder Sign: Omens」 | Wuah!-[ワー!]-ホラーゲームメディア


怖くはないが中毒性はアリ!「クトゥルフ神話」の世界観をベースとしたソリティア的テーブルゲーム「Elder Sign: Omens」

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古典ホラー小説として生み出させ、現代でも根強く作られ続けているのが「クトゥルフ神話」。

ゲームジャンルでももちろん「クトゥルフ神話」を題材にしたものは作られている。

たとえば、本メディアで以前紹介した「Tesla vs Lovecraft」もそのひとつだ。

そして、今回紹介する「Elder Sign: Omens(エルダーサイン:オーメンズ)」も「クトゥルフ神話」を扱ったゲームだ。

目次

ココがWuah!「Elder Sign: Omens」の魅力は、ソリティア的にハマる中毒性

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「Elder Sign: Omens(エルダーサイン:オーメンズ)」は、「クトゥルフ神話」の異形の神々の復活を阻止する探索ゲーム。

こう書くと、「バイオハザード」的サバイバルホラーを想像するかもしれないが、本作はサバイバルホラーではない。あえてゲームジャンルをつけるとすれば、テーブルゲームが妥当だろう。

というのも本作は、元はアナログゲーム…ボードゲームで、それをデジタルゲーム化したものだからだ。

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本作でどうすれば異形の神々の復活を阻止できるのかというと、タイトルにもなっているエルダーサインを一定数集めればOK。集める数は、自分で選んだ神々によって異なる。

ではエルダーサインはどうすれば手に入るのかと言えば、マップ上から探索ポイントを選び、探索ポイントでイベントをこなせばOK。

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で。このイベントというのが、基本的にダイス(=サイコロ)を振って解決する。

ゲーム画面上でダイスが描かれているわけじゃないけど、ダイスイベントだ。

探索ポイントに表示されたイベントを解決するには、Glyph(=アイコン)が必要になる。

Glyph(アイコン)には虫眼鏡、触手、髑髏といった種類があり、イベントごとに必要なものも個数も異なっている。

で、自分がどんなGlyph(アイコン)を何個持っているのか…というのはランダム。つまりここがダイスで決まる部分だ。

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こういった形なので、手持ちのGlyph(アイコン)ではイベントを解決できない場合も多々ある。

そんな時は、手持ちのGlyph(アイコン)付近にGlyph(アイコン)を捨てれば、Glyph(アイコン)のシャッフルができる。ダイスの振り直しというヤツですな。

ただし、捨てた分Glyph(アイコン)の数が減ってしまうので、何度もシャッフルできるわけじゃない。

Glyph(アイコン)が不足する前にイベントを解決しなければならないわけだ。

解決できなければエルダーサインが手に入らないだけじゃなく、使用キャラクターの正気度体力にダメージを受けることになってしまう。

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なんだよ運ゲーかよと思った人もいるかもしれないが、ここに選んだ探索者毎のスキルが関わってくる。

スキルを使うと、たとえば、シャッフル時に一個だけGlyph(アイコン)をロックしておけるとか、減った正気度や体力を回復したりだとかいったことが可能だ。

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本作、ぶっちゃけると、スキルはあっても運ゲー的側面は大きいし、何より怖くはない

そもそもストーリー性が低いので、クトゥルフ神話の知識がなければただアイコン合わせをやっているだけのような感じになるかもしれない。

ただ、だから面白くないのかというと、そんなことはない

「クトゥルフ神話」を知っていて、かつTRPGをプレイしたことがあるなら、探索=イベントの解決は、ダイスロールでイベントを解決しているかのような気持ちになるだろう。

また、アイコン合わせとは書いたが、イベントの解決にはソリティアやフリーセルのような素朴な中毒性がある。

なので、TRPGをプレイしたことがなくとも、「クトゥルフ神話」を知っているのであれば、「クトゥルフ神話」の世界観をベースとしたソリティア的テーブルゲームとして楽しめるだろう。

基本情報

タイトル

Elder Sign: Omens

デベロッパー

Fantasy Flight Games

配信会社

Fantasy Flight Games

対応ハード

iOS/Android

価格

iOS

120円

Android

220円

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執筆者プロフィール

田中一広

ホラーに特化してゲームを作るインディゲームクリエイター。妖怪博士。

インディゲームデベロッパー株式会社Wuah!地獄の代表取締役。

ホラーゲームをこよなく愛する妖怪博士であり、元バーテンダー、専門学校講師といった異色の経歴を持つ。

ゲーム制作以外にも、ゲームメディアでライターとして定期的に執筆。

ホラーゲームメディアWuah!、ホラーゲームサイトWuah!Games運営中。

Twitterアカウント

@Kazhiro

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